唯物論的社会契約論研究所(私設
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当研究所では、社会契約、つまり社会と個人の関係についての理論を研究しています。 社会契約説といえば、トマス・ホッブスやジョン・ロック、ジャン・ジャック・ルソー等がよく知られていますが、彼らに共通する理論(個人が相互に契約を結んで社会=国を作っている)には致命的な問題があります。それは彼らの理論の前提が、科学的な事実に反しているということです。生物としての人類の歴史、つまり科学的な歴史の中では、個人がばらばらに生きていた時期は、いまだかつて存在したことがないのに、それを理論の前提としてしまっている。 それの何が問題なのかというと、現代社会の「社会と個人の関係」の理解が、つまり社会の仕組みを作り上げているおおもとの設計図が間違っているということなのです。今日人類が直面している様々な困難、例えば地球の環境危機(いわゆる地球温暖化問題)や貧富の格差、少子高齢化などは、社会と個人の関係を正しく理解しないまま作り上げた、社会の仕組みそのものに原因があるということなのです。 ですから、こうした問題を根本から解決するためには、社会の仕組み・社会の在り方そのものを、科学的な理論に基づいて、作り直すことが必要なのです。 唯物論的社会契約論は、人類の歴史や今日の社会のあり方を、生物としての自然史過程の延長線上に位置づけて、捉え直すという取り組みから生み出された理論です。これまでの社会契約説が、学者の頭の中の空想で勝手に作り上げられたものであるのに対して、科学的な知見に基づいて検証された理論です。つまり、誰しもが検証することのできる、客観的な理論として提供されているものです。 今日の常識を否定するような主張も含まれていますが、それも科学的に検証すれば納得していただけるものと考えています。何よりも人類は生物として「より安定した生の再生産をすること」を生存目的としている存在であり、そのために「協力すること・助け合うこと」を種としての生存戦略としてきた存在でもあります。そのことを理論の基礎としているということを強調しておきたいと思います。唯物論的社会契約論に基づくどのような主張も、すべて人の命や暮らしを最優先に、種としての存続を確実に保証することに繋がるものであることを、ご理解いただけると確信しております。 当研究所では、このサイトを通じて、 現代の社会に息苦しさや不条理を感じておられる方、人類と地球の未来に危機感を感じておられる方、人の命を大切に思われる方は、ぜひこのサイトにお立ち寄りください。私たちは、皆さんとともに、今の社会の在り方を根底から変えていきたいと考えています。 唯物論的社会契約論研究所 主幹 石田 力 |
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New 〇 『唯契の窓』2025年6月15日号を発行しました(2025年8月1日)。『唯契の窓』は、まぐまぐから無料のメールマガジンとして発行しております。本号を含めてバックナンバーとして収載しておりますので、バックナンバーから閲覧・ダウンロードしていただけます。 |